LPガス安全ガイド
ガスを安全にお使いいただくために
LPガスを安全にお使いいただくための注意事項をご案内します。
01 毎日の安全チェック・警報器

毎日しましょう!安全チェック!
ガス事故を防ぐためにガスを使うときは、まず換気に注意しましょう。
警報器の設置
●警報器が適切な位置に設置されているか確認しましょう。
●警報器は交換期限内のものか確認しましょう。
※警報器の交換期限は5 年です。期限が近づきましたら、LP ガス販売事業者に連絡しましょう。
ガス警報器/床面/30cm 以内
02 換気・排気口・ガス栓


ガスを使う時は換気を
長時間ガスを使用するときにはときどき窓を開けて換気しましょう。
●フィン(放熱板)の目づまりのチェック
●換気扇(煙突)のチェック
●通気のチェック
- ふろ釜の空だきに注意!
- 排気口のまわりにものを置かないようにしましょう。
- スキマ、排気筒トップなどはふさがないようにしましょう。
- ガス栓・ゴム管・コンセント口のチェックをしましょう。
- 水・油火は目でチェック。使用後は必ず元栓も閉めましょう。
- 火気との距離2m以上。
03 供給設備と消費設備
供給設備とは
ガス容器からガスメーターの出口までのことです。
LP ガス販売店が責任をもって点検と安全管理を行います。
消費設備とは
ガスメーターの出口から家庭内のガス器具まで。メーターのない場合は容器から室内のガス器具までのことです。
お客様の責任で安全にご使用ください。
警報器および管理責任
漏えいを早期に発見するため、ガス漏れ警報器を設置しましょう。警報器は定期的に点検し、交換期限を守りましょう。
04 CO 中毒と長期使用製品
一酸化炭素(CO)中毒について
一酸化炭素(CO)は、無色、無臭で毒性の強い気体。不完全燃焼によって発生した一酸化炭素を吸うと頭痛や吐き気、気分が悪くなるなど、症状に気づかないこともあります。症状が強いときには死亡に至ることもあります。このような事故を防ぐため、すぐにガスの使用を中止し、室内は新鮮な空気を入れましょう。また換気扇は、屋外設置式・不完全燃焼防止装置付ガス機器・FF 式ガス機器などへのお取替えをおすすめします。
長期使用製品安全点検制度とは
この制度は、経年劣化により特に重大な危害を及ぼす恐れの多い製品を特定保守製品と定め、その製造メーカー等が所有者名簿をつくり、それぞれ適切に点検を実施して事故を防止することを目的とした制度です。(平成21 年4月1 日より施行)長期使用製品安全点検制度の対象製品であるLP ガス用の特定保守製品(屋内式ガス瞬間湯沸器、屋内式ガスバーナー付ふろがま)は、令和3 年8 月1 日から、その対象から外れました。
05 正しい炎と調理中の安全


ガスの炎は青くきれいな炎でお使いください。
◆「着火」「消火」はきちんと目で確認しましょう。
◆ガス器具には本来のソデを近づけないようにして、燃えやすい物も置かないよう注意しましょう。
・鍋や煮こぼれで火が消えたり、天ぷら油に火がつくことがあります。ガス使用中は、その場を離れないようにしましょう。
・マッチでの点火は、マッチに点火してから、器具栓を開けましょう。
正しい炎/空気が多すぎる炎/空気のたりない炎
ガス器具や器具まわりの安全性を確認!が大事です。
06 ガス栓を閉める習慣

ガス栓を閉める習慣を身に付けましょう。
◆ガス栓は全開で使用して、使い終わったときや、外出前・おやすみ前には、ガス栓をしっかり閉める習慣をつけましょう。
◆使用しないガス栓には必ずガス栓キャップをはめましょう。
◆長期間不在にする時は容器バルブやメーターガス栓を閉め、販売店に必ずご連絡ください。
ガス栓、ガス栓セーフティーキャップがついているか確認を。
07 ゴム管と接続部

ゴム管はしっかり接続しましょう。
◆ガス栓、器具栓ともゴム管は接合器表示のあるものを使用し、ガス栓の赤い線まで差し込み、ゴム管止めで止めましょう。
◆ゴム管を長くしたり、物かげに通したり、折り曲げたりしないようにしましょう。
三又はたいへん危険。使わないようにしましょう。
◆ひび割れなどが発生しているゴム管も絶対使用しないでください。
ゴム管のひび割れなどによるガス漏れはセッケン水で確認してみましょう。
◆筆にセッケン水を含ませてゴム管に塗り、泡が出るかどうかでわかります。
ガス栓の接続は確実にしましょう。
◆コンセントガス栓には退避式付ガス機器用ホースを取り付ける際は、カチッと音がするように確実に取り付けるようにしましょう。
08 ガス器具の点検と手入れ
ガス器具の点検とお手入れを定期的にするように習慣づけましょう。
●ガス暖房機は…
エアコン、FF 暖房機、ファンヒーターは、裏側のエアフィルターを定期的に掃除しましょう。
●ガステーブルは…
バーナーの炎孔がつまると不完全燃焼を起こす恐れがあります。ときどき器具ブラシで掃除しましょう。
09 排気筒・給気口・換気


排気筒は確実に取り付け、点検しましょう。
排気筒が詰まると、不完全燃焼を起こしCO 中毒になる場合があります。
◆排気筒は、ときどき点検して、はずれたり、穴があいたり、詰まったりしていないか確認しましょう。排気ガスを逃がすという大事な役目があります。
◆排気筒トップが鳥の巣などでふさがれないよう金網などで処置をしてください。
◆給気口は、ガスの燃焼に必要な空気を供給する大切な役目があります。まわりに物を置いてふさがれていないか確認しましょう。
ガスを使っている時は換気を充分に行いましょう。
◆開放式ガスストーブを使用するときは30 分に1 回程度、新鮮な空気に入れかえましょう。
◆冷房中、暖房中でも換気をしましょう。
◆一酸化炭素中毒事故の防止のために、CO 警報器を設置しましょう。
10 小型湯沸器と古い器具

小型湯沸器の使い方に注意!
◆シャワーの長時間使用は絶対やめましょう。不完全燃焼の原因となり、大変危険です。
◆小型湯沸器でのお風呂のお湯張りは絶対やめましょう。
※室内に設置されたガス瞬間湯沸器が点火のあと、自動的に消えてしまう現象が繰り返し発生することは、再点火をしないでください。繰り返し点火すると、不完全燃焼による恐れがあります。
安全機能の最新器具をおすすめします。
長期間使用しているガス器具は、経年劣化により事故発生の恐れがあります。ガス器具の耐用年数はおよそ8~10年とされています。お買い換えは販売店へご相談ください。
11 LP ガスの性質

LP ガスはこんな性質です
◆LP ガスは無色、無臭ですが、漏れたときにわかるように、独自の臭いがつけられています。
◆LP ガスは空気より重いので、漏れると床面に溜まります。床面は濃度をよくして換気しましょう。
◆LP ガスには一酸化炭素(CO)が含まれていないので、LP ガスによるガス中毒はありませんが、換気不足などにより不完全燃焼(CO)を発生し、たいへん危険です。
12 機器の種類・容器・設備

ガス機器はガスの種類に合っているか確認しましょう。
全国で使用されるガスの種類は十数種類あります。ガスの種類にガス機器の種類が合わないと不完全燃焼を起こし危険です。ご使用前に必ずガス機器のラベルを調べて、LP ガスとなっているかどうか確認してください。
ガス栓の開栓は当社が行います。
◆新たにガスの使用を開始する時は必ず当社に連絡してください。
◆ガスメーターに取り付けられている開栓票は取り外さないでください。
ガスを特殊な方法で使用するときは…
◆特殊な方法でガスを使用するときは必ず当社に連絡してください。
小型容器の取扱にもご注意ください。
◆容器が倒れないよう、平な場所に設置しましょう。
◆容器を横に寝かせて使用しないでください。
◆不要になった容器は必ず当社にご返却ください。
消費設備の安全管理は、お客様が行ってください。
◆ガスメーターからガス器具までの消費設備の管理や点検責任はお客様にあります。ご自身で安全にご使用ください。
◆容器からガスメーターまでの供給設備の管理は販売店にあります。当社が責任をもって管理します。
13 警報器・遮断装置
ガス漏れ警報器や遮断装置は…
◆ガス漏れをブザーや音声で知らせ、ガスを自動的に止めます。
ガス漏れ警報器は…
◆ガス漏れをすばやく感知し、警報ランプ、警報ブザーでお知らせします。
グリーンラベルの付いた合格品をお使いください。
マイコンメーターは…
ガス漏れ警報器を連動させておけばガス漏れを検知した場合、ガスを自動的に止めます。震度5 相当以上の地震の前後2 分間にガスの流れがあったときもガスを止める保安機能があります。また、あらかじめ設定されたガスの使用量と使用時間をこえると自動的に止めます。
14 メーター復帰と連絡

ガスが止まってしまったら…マイコンメーターの復帰方法
1 ガス栓・器具栓をすべて閉める
2 メーター前面左側の遮断弁開スイッチを押し赤いランプ(または液晶部)の点灯を確認後すぐ手を離してください。
3 液晶の文字と赤ランプが点滅します。1~2 分間待って異常がなければ赤いランプ(または液晶部)の点滅が消えガスが使えるようになります。
※ガスが使えない場合は当社にご連絡ください。
こんな時は販売店にご連絡ください。
15 ガス漏れ時の対応

ガス漏れ警報器が鳴った時は(ガス臭いと感じた時)
▼室内の火は全て消す
▼ガス栓やメータガス栓を閉める
▼換気扇や電気器具のスイッチには絶対に手を触れない
▼すぐに当社へ電話連絡をする
連絡するときは
①お名前 ②電話番号 ③住所 ④用件 ⑤周囲のガス漏れの状況
を正しくお伝えください。
16 災害時の対策


災害時の対策
★異常があった場合は至急、当社に氏名・住所・状況をお知らせください。
★災害後再びガスを使うときは、必ず点検を受けてからご使用ください。容器のバルブは時計と同じ方向へ回すと閉まります。
◆ガス栓、器具栓を閉め、火を全部消す。
◆揺れの大きいときは揺れがおさまってから容器バルブ、メーターガス栓を閉める。
風水害のときは…
◆容器のバルブを閉め、容器が倒れたり流されないように鎖やロープなどで固定しましょう。(2 重掛け推奨)
◆浸水によっては機器が使えます。
雪の多い地域では…
◆雪で容器が埋まったり、落雪で調整器、配管、メーターなどがこわれないよう雪かきには充分配慮しましょう。
◆不完全燃焼の原因となる給排気口の除雪を行いましょう。
◆排気筒(煙突)は丈夫な支柱で補強しましょう。
火災が起こったときは…
◆容器のバルブを閉めてから、消防署員に容器の位置を正確に知らせましょう。
住宅用火災報知器の設置はお済みですか。
消防法の改正により、全国一律に住宅用火災報知器の設置が義務付けられています。
主な取付場所は日本の法令に適合した日本消防検定協会の「NS マーク」のついた商品を選びましょう。
※大規模料理飲食店等施設の管理者は業務用厨房の所有者、従業員に周知徹底を図ることが義務付けられています。
17 安全・安心の機器

安全安心の機器 販売店までお問い合わせください。
Si センサーコンロ
過熱防止装置、立消え安全装置が付いたSi センサーコンロは普及が進み、今では当たり前。さらに安全、便利な機能の付いた機種が増えています。
ガス漏れ警報器
ガス漏れ警報器は、ガス漏れをすばやく感知してブザーや音声で知らせます。
CO 警報器(不完全燃焼警報器)
CO 警報器は、不完全燃焼などで発生したCO を感知して、ブザーや音声で知らせます。
ヒューズガス栓
ゴム管が切れたり、外れたり、誤ってガス栓が開かれ、ガスが流れても自動的にガスを止めるので安心です。